ビル改修14(完了)
全工程完了しました!
全体の仕上りのチェック後、お施主様にお引渡しが済みました。
◆建物全景
◆南西面
新規-外壁モルタル下地 タイル貼り アルミサッシ 屋上アルミ手摺 防水
既存-柱型(クラック処理 塗装塗り替え)
◆北面
既存-外壁(クラック処理 塗装塗り替え)
新規外壁はお施主様のご希望の“モダンかつ上品な感じ”のイメージから、
ホワイト系のボーダータイルと既存柱型のチョコレート塗装のコントラストにしました。
サッシ等の新規アルミ部分は“あまり主張し過ぎない”ということを考慮し、
ナチュラルシルバーで統一しました。
3月の震災による、外壁崩落の復旧工事ということでお話を頂き、お施主様のご希望から、
“住みながらの復旧工事”として10月にスタートしました。
着工前に、各協力業者と熟考し、各スパンごとに、第1工期から第5工期までで復旧作業をし、
その後に仕上工事を行うという工程をたてました。
その中で、私どもが一番心配していたのは、
①住みながらの工事なので、内部への影響を最小限にとどめる事
②立地的に駅前で人通りが激しいという事
③各スパンの解体から復旧までの間の雨天
④外から見えない部分の躯体状態
でした。
しかしながら、着工前に危惧していた事は、実際にはじめてみると、
その大部分は想定内に納まっていました。
そして、お施主様のご尽力により、隣にある空地を、工事用地としてお借りできたことも、
工事をスムーズに進められた、大きな要因のひとつでした。
なにより今は、工期内に事故がなく完了でき、お施主様にもご満足いただけたことに、
ホッと一安心しています。
お施主様、ありがとうございました。
由井建設(株)工事関係者一同